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料理と栄養

トマトは洋風でも和風でも煮物で食べるとおいしい【加熱するとリコピンの吸収率は3倍アップ】

サラダなど生で食べるというイメージがある野菜【トマト

ですが、実は煮物で食べてもとてもおいしく和風・洋風

どちらでもいけます。

さらにうれしいことに加熱調理することでトマトの栄養・リコピン

の吸収率が3倍にもアップします。

トマトの煮物の作り方とトマトの栄養についてご紹介します。

トマトの煮物は和風でも洋風でもOK

我が家はめんつゆを使った煮物を良く作ります。

残った野菜の在庫が一掃できますし、煮るだけなので簡単。

今年は天候不順でトマトの値段が上昇したほか、

傷がついたものや青みが残ったままのものも多く

出回っていました。

 

傷ものトマトは早めに食べきらないと、傷の部分から

すぐに傷み始めます。

 

傷みかけたトマトをサラダにするのもちょっと・・・

 

そんな時「いつもの煮物に入れてみよう」

と思い立ちました。

トマトの和風煮物の作り方

レシピというほどのものでもないのですが、ご紹介します。

めんつゆを使ったトマトの和風煮物。

 

 

材料

●トマト大1個(8等分にカット)

●にんじん中1本(乱切り)

●厚揚げ1枚(8等分にカット)

●冷凍ブロッコリー

●冷凍じゃがいも(生のじゃが芋でもOK)

 

味付けはほぼめんつゆのパッケージの表示通りです。

(3倍に薄める、5倍に薄めるなど商品により異なる)

ただしトマトは加熱すると水分がかなり出るので、

少し濃いめに味付けすると味がぼやけにくいです。

もし味が薄かったら、味を見ながらめんつゆを少しずつ足します。

 

にんじんやじゃがいもなど硬い野菜は水から煮て、

煮立ったら厚揚げを投入。

 

厚揚げが温まったころに冷凍ブロッコリーを投入します。

冷凍ブロッコリーに火が通ったら、

最後にトマトを加えます。

 

トマトを最初の方に入れてしまうとドロドロになってしまいますし、

水分が出て煮物の味がすごく薄くなってしまうためです。

 

トマトの食感を残したいので、トマトはさっと火を通す程度でOKです。

加熱調理することでリコピンの吸収率がアップするほか、

酸っぱさが和らいで食べやすくなります。

 

おいしく作るポイント

実は私は煮物に「にんにく」をほんの少々隠し味程度に入れています。

もう爪の先くらいの少ない量なのですが、

これを入れると入れないとでは味が違う!(と思っています)

 

にんにくはチューブ入りのにんにくでOK。

ある日の夕食。

 

にんにくを入れることで煮物の雑味がなくなり、

煮汁まで全部飲んでしまいたくなるくらい

美味しく仕上がります。

みぽりん
みぽりん
逆に多めに入れてしまうとニンニク臭くなってしまいます。

洋風は顆粒のコンソメスープの素で

洋風の煮物は、和風に飽きた時に作ると新鮮に感じられます。

入れる具材は上記の和風の煮物とほぼ同じ。

味付けは顆粒のコンソメスープの素を使います。

 

顆粒のコンソメスープの素はスティックタイプのものを使い、

1本につき水300mlが目安と表示があります。

表示通りの水を入れると仕上がりが薄くなってしまうので、

私はトマトの煮物の場合は1本=200mlくらいにして

作っています。

みぽりん
みぽりん
スティック2本を使って水は400mlにすると2~3人分作れます。

洋風煮物の場合も「にんにく」をほんの少々入れています。

トマト以外のおすすめの具材

トマト以外にもいろいろな野菜が合います。

かぼちゃやれんこん、ごぼう、きのこ、さつまいも、玉ねぎ

大根、里芋などなど。

 

 

厚揚げ以外では油揚げや高野豆腐、ブロックベーコン、

ソーセージ、ちくわ、さつま揚げなど冷蔵庫に残っているものを

入れると残り物処理になりますよね。

 

キャベツやもやし、小松菜やほうれん草、レタスなどの

「葉物野菜」を使うのであれば、にんじんなどの煮るのに時間がかかる

根菜類は小さく薄く切ると煮る時間を合わせやすくなります。

女性にうれしいトマトの栄養

トマトに含まれる栄養はいろいろありますが、

どれも積極的に摂りたいものばかりです。

リコピン・βカロテン

ビタミンC

カリウム

ビタミンE

食物繊維

加熱調理でリコピンの吸収率がアップ

トマトに含まれるリコピンはカロテノイドの一種で、トマトの赤い色

のことで、抗酸化作用に優れています。

この抗酸化作用が体の老化を抑制し、動脈硬化やがんの予防に役立ちます。

 

トマトは生で食べるよりも加熱調理した方がリコピンの吸収率が

約3倍にも増えます。

 

野菜の中でもGABAの含有量が多い

トマトにはGABA(ギャバ)も多く含まれています。

GABAとは「γ-アミノ酪酸」の略で、気持ちを落ち着かせる

抗ストレス作用や血圧を下げる働きがあると言われています。

 

玄米にもギャバは多く含まれていますが、

トマトのギャバ含有量は玄米の約19倍にも上ります。

なお生のトマト以上にトマトの水煮缶にはギャバが多く含まれています。

参考ページ:トマトの栄養ー一般社団法人全国トマト工業会

食物繊維も多い

トマトには意外に?食物繊維が多く含まれています。

生のトマト100g当たりに含まれる食物繊維の量は約1.2g。

トマトの食物繊維は水溶性と不溶性どちらもバランスよく含まれています。

 

トマトの食物繊維は「ペクチン」と呼ばれ、果肉のゼリー状の部分を中心に

皮や実などにも含まれています。

ビタミンE

トマトには若返りのビタミン「ビタミンE」が豊富です。

トマト100gあたりに含まれるビタミンEは約0.9mg〜1.2mg。

トマトのビタミンEはトマトジュースなどのトマト加工品に多く

含まれています。

ビタミンCは加熱調理で壊れる

生のトマトにはビタミンCが豊富に含まれていますが、

ビタミンCは加熱すると壊れ失われてしまいます。

よってトマトのビタミンCを摂るならサラダなど「生で」、

リコピンを効率よく摂るなら「加熱調理」がおすすめです。

まとめ

トマトは生以外にも煮物で食べるとおいしく頂けます。

また栄養豊富な野菜の一つ・トマトは抗酸化作用に優れた

リコピンの宝庫で、加熱調理するとリコピンの吸収率がアップ

します。

 

また煮ることでトマトのかさが減るほか、酸っぱさも和らぐので

とても食べやすくなます。

トマトが好きな方も苦手な方もぜひ一度お試しくださいね~~~~

 

 

 

 

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