お酒のカロリーや糖質が気になるけれど晩酌はやめられない
という方、太りにくいお酒なら蒸留酒を選ぶのがおすすめ、
太りにくく、糖質を控えた上手な飲み方もご紹介します。
目次
蒸留酒は糖質が少なく太りにくい
太りやすいお酒かどうかをチェックするポイントは、アルコール度数よりも
糖質にあります。
蒸留酒に分類されるお酒として、
ウイスキー、焼酎、ジン、ウォッカをはじめ、
ブランデー、ラム、テキーラ、泡盛などがあります。
蒸留酒は製造過程で糖質が除去されるため糖質はほぼゼロ。
よって太りにくいお酒とされています。
蒸留酒とは?
蒸留酒とはアルコール分を蒸発させてから再度液体に戻す
「蒸留」という手法で作られたお酒のことです。
穀物や芋などの原料を発酵させた醸造酒(もろみ)を熱し、
蒸発させたのち冷却します。
ちなみにアルコール分(エタノール)は水より低く、
沸点は約78℃です。
蒸留して溜まったアルコール分を繰り返し蒸留すると、
凝縮されてアルコール度数の高いお酒ができます。
太りやすいお酒は何?
逆に太りやすいお酒は、
●糖質が多く含まれるビールや日本酒、ワイン
⇒ 原料に麦やコメ、ブドウなど糖質を多く含むものが使われている。

●梅酒・カクテル・チューハイ
⇒ 味付けに砂糖が多く使われている。
ただし赤ワインには抗酸化作用に優れた「ポリフェノール」が
豊富に含まれており、健康効果が高いとされています。
よって適量を飲む分にはあまり太りやすさを気にしすぎることも
ないと思います。
太りにくいお酒の飲み方
前述の通り、太りにくいお酒として糖質が少ない蒸留酒を選ぶのがおすすめ
なのですが、さらに糖質を抑えた太りにくい飲み方が3つあります。
キーワードは「割り方」と「割り材」です。
水や氷、炭酸水で割る
蒸留酒が糖質ゼロだと言っても、アルコール度数は40%ほどと
高めです。
よってストレートでぐいぐい飲んでしまうと肝臓や食道、胃などの
内臓を傷めてしまうことにもなりかねません。
しかも酔いも早く回ってしまいます・・・
よって水割りやロック(氷で割る)、ハイボール(炭酸水で割る)
のがおすすめです。
炭酸水は無糖で
ウイスキーなどの蒸留酒を炭酸水で割る飲み方が「ハイボール」
ですが、味の付いていない無糖の炭酸水で割るのがGOOD。
コーラやサイダーなど砂糖がたっぷり入った炭酸飲料で割ってしまうと
せっかく糖質ゼロのお酒を飲んでいるのに、余計な糖分を摂ってしまうことに
なります。
炭酸のピリッとしたシュワシュワ感で甘みがなくても
十分楽しめます^^
お茶割もおすすめ
お水や氷、炭酸水で割る以外に「お茶で割る」飲み方もあります。
焼酎なら緑茶やウーロン茶で割るとおいしく頂けます^^
緑茶はお茶の中でも健康効果の高い飲み物ですので、
ぜひ活用してみてくださいね。
参考ページ:蒸留酒とはどんなお酒?ーいいちこスタイル
蒸留酒に合うおつまみ
お酒を飲む際は必ず「おつまみ」を食べながら飲むことをおすすめします。
空きっ腹でお酒を飲むと胃や食道、肝臓を傷めてしまうのが心配ですし、
おつまみには栄養を補給するという意味合いもあります。
蒸留酒はどちらかというと食前酒や食事のお供に飲むお酒というよりは、
食後に楽しむお酒として飲むことが多いようですので、
おつまみとしては食事系よりも軽くつまめるスナック的な食べ物の方が
合うでしょう。
ナッツ類
アーモンドやカシューナッツ、クルミなどのナッツ類は、
ウイスキーなどとよく合います。
塩味やカレー味などが付いているものを食べると、お酒が進むことでしょう。
ただ味付きナッツはついつい食べ過ぎて塩分摂りすぎになってしまうことも。
血圧が気になる方は無塩タイプを選ぶと良いでしょう。
チョコレート
チョコレートもウイスキーやブランデーなどの洋酒に
よく合います。

せっかく糖質ゼロのお酒を飲むのですから、選ぶチョコレートは
甘いタイプではなくカカオ70%以上のダークチョコにするのがおすすめです。
カカオ分の高いダークチョコレートはカカオポリフェノールが豊富に含まれており、
抗酸化作用に優れています。
また血管を拡張し血流改善などの健康効果も期待できます。
燻製
スモークチーズやビーフジャーキー、サラミ、スモークサーモン
など燻製独特の香りは、ウイスキーなど蒸留酒にとてもよく合います。
燻製は保存性を高めるため脱水と殺菌を行いますが、
作る過程で塩が多く使われます。
よって塩分が高くなりがちですので、血圧が気になる方は食べる量を
控えめにするのが無難でしょう。
ドライフルーツ
プルーンやレーズン、あんず、いちじくなどのドライフルーツも
ウイスキーのおともにおすすめです。
フルーツの凝縮された旨味と甘さに、香り高いウイスキーが絶妙に
マッチします。

ドライフルーツはカリウムが豊富な食べ物です。
カリウムは体内の余分な水分や塩分を排出する働きがありますが、
腎機能が低下している方は食べ過ぎにご注意ください。
チーズ
チーズもウイスキーなどにおすすめのおつまみです。
チーズの塩気とウイスキー独特の風味がよく合います。
何よりチーズはたんぱく質やカルシウムが豊富ですので、
いい栄養補給になります。
チーズなどの乳製品はお酒を飲む前に食べると、悪酔いしにくくなります。
乳製品に含まれる脂肪分が胃に膜を張って保護するため、
アルコールの吸収を緩やかにしてくれます。
飲み方別おつまみの選び方
ウイスキーなどは割り方や割り材に様々な選択肢がありますが、
それによって合うおつまみも多少違ってきます。
ストレート、ロックなど | 濃い目のお酒を楽しむ飲み方なら、ナッツやチョコレートがおすすめ。 |
---|---|
水割り | 水と氷で割ることでまろやかな味わいのお酒が楽しめる飲み方。いろいろなおつまみが合います。クラッカーなど乾きものだけでなく、サラダやキムチ、ゆで卵などもおすすめ。 |
ハイボール | 炭酸の刺激が食欲をそそります。食事のおともに合う飲み方でしょう。ピザや唐揚げ、ベーコンソテー、ポテトサラダなどボリュームのあるおかず系おつまみもいいですね。 |
ハイボールは居酒屋系のメニューと相性がいいかもしれません。

ただし太りたくない方は満腹になるまで食べ過ぎないようお気を付けください。
まとめ
太りたくない、体重は落としたいけれどお酒は飲みたい。
という場合は、糖質ゼロのお酒・蒸留酒を選ぶのがおすすめです。
飲む際は必ずおつまみを付けますが、塩分や糖分、カロリーにも
気を付けながらお楽しみくださいね。
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