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食事宅配サービスを比較

塩分の多い食事が好きだった義父は高血圧から腎臓病→週2人工透析までたくさんの病気を患った

うちの義父は腎臓病を患い、人工透析を週2回

受けていました。

 

その後胃がんや心臓病にもかかったり、脚の骨を骨折

したりで結局寝たきりになってしまい、

最後は認知症にまで発展しました。

 

今振り返ると、義父の食生活や食のし好は腎臓病になっても

おかしくないものでした。

 

慢性腎臓病になってしまう前に、もっと食事に気を付けて

いればもう少し違ったかもしれません。

慢性腎臓病になった義父の食生活

義父は60歳になる前から血圧が高く、病院で指摘されて

からは飲酒を控えるようになりました。

 

ただ食事はしょっぱいものが大好き。

 

すじこや塩鮭、漬物などを好み、料理には何でも醤油を

かけて食べていました。

 

最初その姿を見た時、私の家族や親せきにはそうした人は

いなかったため、大変驚きました。

 

また歯が悪かったせいもあるのか野菜はあまり食べず、

食が細く食事量が少ない人でした。

 

要するに食生活が大変偏っていたのです。

 

義父の母親は子どもに好きなものしか食べさせなかった

と聞きましたし、

義母はあまり料理が好きではなく、作るものはワンパターン

が多く、いろいろな料理や食材に触れる機会が少なかったと

思われます。

 

この偏食は簡単には直りませんでした。

 

切り干し大根やひじきの煮つけ、ゆで野菜の和え物など

私もいろいろな料理を作って出しましたが、それらは義父

にとってこれまで食べたことがないものが多く、

醤油をどっさりかけて二口くらい食べ、

「こういうのは食べられない」と言って残してばかりでした。

 

腎臓病を防ぐには飲酒を控えるとともに、食事の塩分量に

気を付ける、野菜や海藻などを食べるとよいというのは

昔からよく知られていますし、

その当時も病院でそのように食事指導されていましたが、

味の好みは簡単に変えられませんでした。

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腎臓病から人工透析へ

義父は週2回、1回につき4時間ほどかけて人工透析を

受けていました。

 

透析をしてくると頭がスカッとして、気分がいいと

言っていました。

 

ご存じの通り人工透析をしないと、腎機能が低下し

命の危険さえあるため、腎不全の方にとっては

生命維持手段として欠かせないものです。

 

人工透析を受け続けると、何度も針を指すうちに透析用の血管

(シャント血管)がボロボロになり、動脈硬化が進みやすくなります。

今度は心臓病も抱えることになってしまいました。

高血圧から心臓病へ

元々血圧が高いのも、塩分の多い食事と関係しています。

 

なぜ塩分が多い食事を摂っていると血圧が高くなるのか?

 

まず血液中のナトリウム濃度が高くなると、

その濃度を薄めようとして体が水分を溜めこみます。

そうすると血液の量が増えて、血管の壁にかかる圧力が増します。

これが高血圧になるしくみです。

 

高血圧の状態が慢性的に続くと、血管の壁を傷つけて動脈硬化が

進みます。

さらに心臓に血液を送る冠動脈が狭くなり、心臓の病気を

(狭心症や心筋梗塞)引き起こします。

実際義父の血管は動脈硬化が進み「ボロボロだった」と

医師に言われたそうです。

新潟県に胃がんが多い理由

新潟県は胃がんにかかる人が多い県の一つと言われています。

そもそも日本全体で胃がんにかかる人は多いそうですが

新潟県の場合、食習慣が関係しているようです。

 

雪国ならではの保存食として漬物文化が定着しているため、

お茶うけに漬物を食べる地域もいまだにあります。

昔ながらの真っ赤でしょっぱい梅干しを好んだ義父。

 

 

また野菜や果物が豊富に採れる地域でありながら、野菜果物不足の

人も少なくありません。

 

漬物好き=塩分摂取が多い

ということから胃粘膜を傷つけ炎症を起こし、胃がんのリスクを

高めます。

塩分の多い食事で骨折しやすくなる?

塩分の多い食事を好んでいた義父は、ある日神社の境内の階段を

踏み外し足の骨を折ってしまいました。

 

塩分の多い食事を続けていると、骨折しやすくなります。

 

塩分の主成分・ナトリウムはカルシウムの排泄を促す働きがあり、

カルシウム量を低下させ、骨を弱くしてしまいます。

骨粗しょう症のリスク大です。

 

高齢者の場合、骨折してしばらく歩けなくなると寝たきりになり

認知症になってしまうことがあるため、

年をとってもできる限り自分の足で歩くことが大事だと、

この時つくづく感じました。

腎臓病の食事で気を付けたいこと

腎臓の機能を正常に保つまた、病気の進行を遅らせるためには

前述しましたが、何より食事の塩分量を控えることです。

 

具体的には、1日の摂取塩分量を約6gに抑えるのが理想的

と言われています。

 

塩分の多く摂ると排泄するのに腎臓に大変負担をかけて

しまいますし、体内に水分が溜まりやすくなるため、

むくみが起きやすくなります。

どうやって塩分を減らす?

義父のように塩気の多い食事を好む方は、

初めは薄味に大変戸惑うことでしょう。

徐々に慣れていくものかもしれませんが、

あまりに味気ない食事では食べる気がなくなり、

必要な栄養が摂れなくなってしまうことも・・・

 

そこで減塩でもおいしく食べる方法として、

塩分の多い食品を避ける。

⇒加工食品(竹輪などの練り物やベーコン、ハム)

⇒麺類の汁は残す

⇒外食を控える

⇒減塩メニューの選択

食事の味や風味を引き立てる食材を使う。

⇒だしや香辛料、ハーブ、わさび、唐辛子など

●調味料の代わりになるものを使う。

⇒レモンや酢などで代用

などが挙げられます。

リンやカリウムの摂取量を制限

腎機能が低下すると、リンやカリウムが正常に代謝されず、

体内に溜まってしまいます。

リンが多く溜まると高リン血症を引き起こし、

血管や心臓の石灰化や骨折のリスクが高まります。

 

またカリウムが多く溜まると高カリウム血症を引き起こし、

不整脈や心停止など生命の危険があります。

たんぱく質の量を制限

腎機能が低下すると、たんぱく質を分解して発生する

老廃物を腎臓が排泄しきれず、血液中に尿素が溜まり

さらなる腎機能の低下や尿毒症を引き起こすリスクが高まります。

 

腎臓病の状態によってたんぱく質の制限量が変わりますが、

標準体重1kgあたりで0.6g~1.0gのたんぱく質制限を

勧められることが多いようです。

カロリー不足に注意

腎臓病の食事ではたんぱく質を制限するとどうしても、

エネルギー不足になりがちです。

 

体内でエネルギー(カロリー)が不足すると、体は筋肉を

分解して補おうとします。

 

そうすると窒素を含む尿素が増え、腎臓への負担が増して

しまいます。

腎臓病の方のエネルギー補給には、炭水化物や脂質を取る方法

があります。

まとめ

義父は60歳前から、高血圧を始めいろいろな病気にかかり

心臓の大手術なども経験し80歳で亡くなりました。

 

80歳まで生きれば長生きの方かもしれませんが、

最晩年の10年くらいは大きな病気を抱えていたため

健康的な生活だったとは言い難く、最後は寝たきりにも

なってしまいました。

 

自分の足で歩き好きなことができてこそ、長生きする意味が

あるような気がします。

 

腎臓病の義父の食事は義母が担当していましたが、

病院で栄養指導を受けながら市販品も組み合わせ、

何とかやっていました。

 

自分も義父と同じものを食べることが多く、

栄養面でどうしても偏りがちだったそうです。

 

義父が亡くなったのはもう10年以上前のことで、

今のように腎臓病の宅配弁当はあまり種類がなく、

しかも価格的にも安くはありませんでしたし、

味や食感もイマイチなことが多かったようです。

 

しかし時代は変わり、今は全く違います。

 

これが冷凍!?とビックリするようなおいしい腎臓病食が

たくさん出回っていますし続けやすい価格で、

しかも宅配便を使っていつでも好きな時に購入できます。

 

すでに腎臓病の方や、このままだと本格的な腎臓病に

発展しそうという方は、管理栄養士が監修した宅配の腎臓病食

ぜひ利用してみてください。

 

毎日の食事の準備がラクになりますし、家族の負担もグンと

減らすことができます。

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