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生活

受験に年齢制限なし!食生活アドバイザー検定試験2級に独学で53歳で合格体験記【受かる勉強法とは?】

2020年11月22日に行われた、第43回食生活アドバイザー検定試験2級に

53歳で独学で合格しました。

食生活アドバイザー2級検定試験に受かるための勉強法をご紹介します。

2級試験は2回目で「合格」

この年2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、

例年7月に行われる試験が11月に延期となり、

1年ぶりの検定試験実施となりました。

 

そう、今年2020年は検定試験が1回しか行われなかったのです。

 

123点満点で合格ラインが74点のところ、実際は意外と点数が取れず

75点と私はギリギリの結果でしたが、

それでも合格は合格ですので、素直に「うれしい」と思いました。

 

私は記述問題より選択問題の方が苦手で、記述問題は用語と

その言葉の意味を覚えればいいのですが、

選択問題の各選択肢の文章がどうもうまく読み取れず、

点数が伸び悩んでしまいました。

 

ただ選択問題の配点1問2点に対し、記述問題の配点が1問3点だったので、

記述問題で点数を稼ぐことができました。

 

テキストの隅々、欄外の注釈まですべて覚えるくらいに勉強すれば、

高得点での合格もあるでしょう。

食生活アドバイザー2級は文字通り、食生活に関する豊富な専門知識を問われる

試験だと思います。

おすすめのテキストは?

私は、食生活アドバイザー検定の事務局・FLAネットワーク協会が

出している公式テキストを使って勉強しました。

 

食生活アドバイザー@2級テキスト&問題集

 

こちらは唯一の公式テキストであり、試験の出題内容に沿った構成になっています。

ユーキャンからもテキストが出ていますが、私は公式テキストを使うのが

ベストだと思います。

 

テキストは繰り返し「読む」のがおすすめ、

テキストに沿ってノートを作ることはあまりお勧めしません。

 

というのも、「書く」という勉強法はかなり時間を取られるからです。

テキストを繰り返し読むことで、自然と内容が頭に入ってきます。

 

ノートを作りたい場合は、自分が覚えられないところのみに絞って

書くと良いでしょう。

ユーキャンの通信講座はどうなの?

私は最初、ユーキャンの通信講座から食生活アドバイザー2級・3級の

勉強を始めました。

最初、テキストだけの勉強だと何となく不安に思ったからです。

ユーキャン通信講座「食生活アドバイザー」テキスト。

 

ユーキャンの通信講座では添削問題で成績が良かったので、

内心2級も大丈夫かもと思っていたのですが、

実際の試験を受けてみると、ユーキャンの通信講座は内容がちょっと

易し目かも?と思いました。

 

ただ、全く初めてで公式テキストの勉強だけだと自信がないという方は、

ユーキャンの通信講座を受講するのも1つかと思います。

添削も丁寧にしてくれるますし延長制度もあるので、

受講して決して無駄にはなりません。

【ユーキャンの食生活アドバイザー(R)(2級・3級)合格指導講座】

受講費 ・一括払い 39,000円(税込)

・分割払い 39,600円(税込)12回払い

*キャンペーン中なら割引あり。

標準学習時間 4か月
勉強が遅れた場合 最長で受講開始から12か月まで延長可能。

過去問は必須

実は2級3級ダブル受験でどちらも1回で合格を狙っていたのですが、

3級は2か月の勉強でなんとか一発合格できた一方で、

2級は1回目は不合格に終わり、勉強時間の不足を痛感しました・・・

 

2回目は絶対に受かりたかったので、FLAネットワーク協会から過去問を

購入して勉強しました。

食生活アドバイザー2級の過去問集

食生活アドバイザーの過去問の一部は、公式サイトでも掲載されていますが、

過去問集自体は一般書店では販売されていません。

 

過去問集の値段は正直安いとは言えませんが、一発で受かりたい

またはあまり時間をかけず、効率よく勉強して受かりたいなら、

ぜひ取り寄せて使ってみることをおすすめします。

 

過去に出題された問題ばかりを集めていますので、出題傾向や問題のクセが

つかみやすく、実践力が効率よく身につきやすいです。

過去問の申し込み方法

過去問集は、検定事務局へ直接申し込みます。

(2024年版科目別過去問題集の申込みは、2024年2月5日より開始)

 

3級:税送料込みで2,500円

2級:税送料込みで3,500円

*直近4回分の過去問を収録。

 

郵便局・ゆうちょ銀行の窓口・ATMに用意されている払込取扱票を

使って申し込みます。

・過去問題集の級と冊数

・送金額等

・配送先の住所

・名前

・連絡先

を記入して、代金を振込んでください。

入金確認後、1週間~10日ほどでゆうメールで発送されます。

>> 過去問申し込み方法はこちら

※払込手数料は購入者負担です。

過去問の使い方

まず公式テキストを何度かパラパラとめくって読み、

内容を完璧でなくても、大体でいいので頭に入れます。

 

次に過去問に着手します。

問題は解答を見ながら読み進めていき、自分で解かず過去問の答えを

そのまま覚えます。

 

自分で解けそうな問題なら解いも構いませんが、この時間違えても

全然問題ありません。

間違えたら、正しい答えをそのまま覚えてしまいましょう。

 

もちろん間違えた問題はチェックをしておくほか、

何度解いても覚えられないところもチェックしておき、

繰り返し勉強します。

食生活アドバイザーってどんな資格?

食で健康的な生活を送りたいという食生活への関心が高まる中、

賢い消費者になるための食生活全般のスペシャリストとしての資格が

食生活アドバイザー(R)」です。

 

食生活アドバイザーは、2級と3級が設定されており、1級はありません。

また国家資格ではなく、民間資格の1つです。

 

一消費者として食材の栄養や旬を知り、正しく選択できる知識が身に付く

ことで、自分はもちろん、家族の健康管理にも大いに役立ちます。

 

食や栄養に関する知識は、若々しさを保つ「美容」や生活習慣病などを

防ぐ「健康」作りに役立ちます。

 

また食品偽装問題が後を絶たず、食の安心に対する関心は高まる一方です。

 

そして最近気になるのが、アレルギーや食中毒といった問題です。

 

安全な食材選びや食品表示、調理法も含めたアレルギーや食中毒に関する

正しい知識を身に着け、自分や家族の健康を守らなくてはなりません。

 

そしてご存じの通り、日本の「和食」はユネスコの無形文化遺産に登録

されています。

 

食生活アドバイザー検定では、和食を始め世界の料理や食材、季節ごとの行事、

テーブルマナーなどに関する知識を身に着けることも必要です。

日々作る料理の幅を広げ、豊かな食生活を送ることに役立つほか、

会食の席でのマナーは覚えておくと、いざという時困りません。

受験科目は?

食生活アドバイザーは出題範囲を暗記するだけでなく、

食に関する身近なニュースや問題について常に関心を持つことが大切です。

特に2級は、消費者目線だけでなく「食を提供する側」からの視点で学ぶ分野が多く、

3級より専門的な内容になっています。

新しい情報はどんどん取り込んでインプットし、試験勉強に役立てましょう。

 

*受験科目は2級、3級共通ですが、

2級はより専門的・実務的な知識が求められます。

健康と栄養 栄養・病気予防・ダイエット・運動・休養など。
食文化と食習慣 行事食・旬・マナー・配膳・調理・献立など
食品学 生鮮食品・加工食品・食品表示・食品添加物など
衛生管理 食中毒・食品衛生・予防・食品化学・安全性など
食マーケット 流通・外食・中食・メニューメイキング・食品販売など
社会生活 消費経済・生活環境・消費者問題・IT社会・関連法規など

出題形式

食生活アドバイザー2級試験は、
・選択問題(マークシート形式 42問)
・記述式問題(13問)
の2通りの形式で出題されます。

記述問題はマークシート問題より配点が高く、
用語を正しく解答して確実に得点する必要があります。

合格ラインは?

2級試験の各問題の配点は、

・選択問題1問2点
・記述問題1問3点
です。

合格点は、123点満点で74点以上です。

2級の試験概要

試験日 第51回 2024年6月23日(日)
試験時間 90分(午後1時30分から開始)
受験料 8,000円
受験会場 全国14都市。

札幌・仙台・さいたま・千葉・東京・横浜・新潟・金沢・静岡・

名古屋・大阪・神戸・広島・福岡

試験概要の詳細は >> こちら

試験は年2回開催

食生活アドバイザーの試験は2級3級ともに、6月と11月の年2回行われます。
よって、例えば2級を受けて仮に1回目不合格だったとしても、
2回目の試験の機会はすぐにめぐってくるので、年内にリベンジすることも可能です。

3級とダブル受験もOK

食生活アドバイザーの試験は、2級3級のダブル受験(併願)が可能です。

食生活アドバイザー3級は独学でも受かるって本当⁉【受かる勉強法はこれ!】私は第42回食生活アドバイザー検定試験(2019年11月24日に受験)で、 食生活アドバイザー3級に合格しました。 ...

1回の受験で2つの級に合格する可能性もあるため、効率的ではあります。

ダブル受験をする際は、2級3級の受験を同時に申し込みます。(受験料は合わせて13,500円)
別々に申し込むと、会場がバラバラになってしまうことがあるので、ご注意ください。

いきなり2級を受けてもいい?

もちろん、3級を飛ばして2級を受けても構いません。

ただし受験した経験からいうと、2級の試験問題は正直難しかったです。
しっかり勉強しないと、一発合格は厳しいかな?と思います。

3級の基礎的な内容を踏まえたうえで、2級に挑戦することをおすすめします。

私は3級から始めました。>> 3級合格体験記はこちら

2級の難易度は?

3級は出題形式がすべてマークシートであり、

2級より内容もやさしめになっています。

これに対し2級は、マークシート問題に加え記述問題もあります。

一般的に合格率は、約35~40%と言われています。

私が受験した第43回の検定試験(2020年11月)では、

実受験者数3,664人に対し合格者数は972人、

合格率は26.5%という結果が出ています。

(検定試験結果通知に記載)

3級は消費者としての視点から、食生活の見直しに関する知識を習得するのに

対し、2級は食ビジネスを意識した実務的な内容になっており、

そこが難易度の違いになっています。

資格を取るメリット

食生活アドバイザーの資格は自分や家族の健康を守り、日々の生活の向上に

直結するだけではありません。

 

食品製造業やスーパーなどの小売店、飲食店はもちろん、

学校や介護施設、病院などでも食生活アドバイザーの知識が

求められています。

食生活アドバイザー2級は食に関する実務的な知識が身に付くので、資格取得後は

仕事に結びつきやすいと言われています。

特に食に関連する企業では、食生活アドバイザーの資格取得が推奨

されているほか、資格手当が付き、昇給や昇進につながるケースも

増えています。

合格後の仕事は?

食生活アドバイザー検定に合格すると、合格通知書と合格証、

食生活アドバイザー(R)会員入会申込書、食アドLETTERの4種類の

書類が送られてきます。

 

食生活アドバイザー2級の資格がそのまま生かせる仕事は、

やはり食関連の仕事でしょう。

食関連の企業へ就職したい場合は、履歴書にぜひ記載しましょう。

 

栄養士や調理師免許を持っていると、その強みが発揮されると思います。

スーパーや食品店、飲食店で働くときも自己アピールの武器になりますし、

食に関するブログやウェブを運営する際にも役に立つでしょう。

年齢制限はあるの?

食生活アドバイザー2級、3級ともに、受験資格に年齢制限はありません。

もちろん学歴なども不要です。

 

私は53歳で挑戦し、3級は一発合格しましたが、

2級は1回落ちています。

2度目の挑戦で2級に合格しました。

まとめ

食生活アドバイザー2級は、きちんと勉強すれば必ず独学でも受かります。

1.公式テキストで内容をざっくり把握。

2.過去問集を公式サイトから取り寄せ、繰り返し解く。

3.間違えたところ、覚えられないところはチェックし、覚えるまで解く。

 

実は意外に見落としがちなのが、普段の食に関するニュースの勉強です。

食中毒やアレルギーなどに関するニュースは特に、

新聞などをこまめにチェックし、情報を頭に入れておくと良いでしょう。

 

例えば「食中毒」は、何かしら必ずと言っていいほど頻繁に

発生しています。

いろいろな種類の食中毒があるため、テキストを読んでいても

なかなか頭に入りにくいのですが、食中毒の原因や予防法などは

ニュースから覚えるようにすると、覚えやすくなります。

 

「こんなことがあったんだな」と、具体的な事例から覚えることが

できるので、試験勉強にかなり役立つと思います。

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