高齢者におすすめの食事宅配

35度越えの猛暑の夏、高齢者が夏バテしない食事の摂り方

35度越えの猛暑日が続く夏、お年寄りでも元気に乗り切る方法は?
高齢者の中には年々、体力の低下を感じる方も多いことでしょう。
新潟の夏はフェーン現象が起きやすく、8月には令和初の40度超えを記録しました。
蒸し暑い日が続くと食欲が落ちやすくなり、そうめんなどのど越しの良い食べ物ばかりを好むことも…
栄養の偏った食事を続けていると、夏バテしやすくなったり夏かぜを引きやすくなったり、
と体調を崩すことにもつながります。
高齢者が夏バテしない食事の摂り方をご紹介します。


食欲がなくても夏バテしない高齢者の食事

普段から食が細かったり、暑くなると食欲が低下したり、と高齢者の食事の悩みは人それぞれあることでしょう。
夏バテしない食事は、どんなことに気をつけたら良いでしょうか?

そうめんなど「ばっかり」食べしない

暑くてあまりご飯が食べられないときは、のど越しの良いそうめんや冷や麦、そばなどがおいしく感じられます。
麺類だけで食事を済ませてしまうと、炭水化物だけに偏った食事になってしまい、栄養不足に陥りやすくなります。
夏バテしない食事には、たんぱく質やビタミン、ミネラルも取ることが大切です。

麺類にプラスして、茹で卵や納豆、サラダチキン、冷ややっこ、チーズやヨーグルトなど手軽に食べられるたんぱく質も一緒に食卓に添えるのがおすすめです。
高齢者に好まれる魚=刺身などは、火を使わず調理不要ですぐに食卓に出せる一品です。


旬の夏野菜には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
きゅうりの塩もみやカットトマト、ナスやピーマンをさっと麺つゆで煮たものなど、用意するとよいでしょう。
旬の果物もビタミンやミネラルがいっぱいです。
ぶどうやスイカ、桃など夏のフルーツも積極的に食べたいものです。


食欲増進におすすめの食材は?

食欲がない、と言うときには、梅干しや酢のもの、らっきょう漬、レモンなど酸っぱいものが食欲をアップしてくれます。

酸っぱい食べ物には「クエン酸」が含まれており、食欲増進だけでなく疲労回復にもおすすめです。
またしょうがやシソ、みょうがなど麺類の薬味に使われる食材は、さっぱりした味わいで暑い夏にはうってつけです。
「夏はカレー」と言うイメージも定着していますが、適度に辛さのある食べ物も食欲を上げてくれます。

たっぷりの夏野菜に、疲労回復に役立つビタミンB群の豊富な豚肉を入れた「夏野菜カレー」などはいかがでしょうか?

冷たい飲み物を飲み過ぎない

暑いとき、ついつい手が伸びるのが冷たい飲み物です。

氷をたっぷり入れた麦茶やアイスコーヒー、フレッシュジュースなどとてもおいしく感じられますが、
冷たい飲み物ばかり飲んでいると胃腸を冷やしてしまい、食欲が低下することにも…
さらにエアコンの利いた部屋にばかりいると、体全体を冷やしてしまい体調を崩しやすくなります。
冷たい飲み物はほどほどに、暑い時期でも高齢者はできるだけ温かい飲み物を飲むようにした方が良いでしょう。



スタミナアップにおすすめの食材や栄養素は?

前述しましたが、疲労回復にはビタミンB群を含む食材がおすすめです。
豚肉やまぐろ、うなぎ、レバー、カツオ、納豆などの大豆製品には、ビタミンB群が豊富に含まれています。
夏の土用の丑の日にウナギを食べるのは、理にかなっていますね。

豚肉を使った料理や、まぐろの刺身やかつおのたたき、ニラレバ炒め、冷ややっこ、湯豆腐など、簡単に調理または用意できるおかずは色々あります。
毎日の食事に上手に取り入れたいものです。
ちなみにビタミンB群のの中でもビタミンB1の吸収を高めるには、にんにくやねぎなど「アリシン」を含む食材を一緒に取るのがおすすめです。
ねぎは麺類の薬味などに、にんにくはそのまま食べるのはちょっとと言う方は、カレーなどにすりおろして少量入れると臭いが気になりません。

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